2006年06月15日
山歩きを始めたきっかけ
スキーをしていた頃、ホームグランドにしていたのが群馬県にある尾瀬岩鞍スキー場でした。
冬の尾瀬の山々は、雪に覆われてまさに白銀の世界で、周辺の山々を見るだけでもゴンドラに乗って山頂まで上ってくる価値があると思う程です。
それまでは、冬の尾瀬しか知らなかったのですが、スキーで宿泊した宿に水芭蕉の写真が飾られていて、その真っ白で魅惑的な美しい姿に、一度本物を見たいな~と思っていました。
尾瀬で水芭蕉が咲く次期は5月下旬から2週間程度のわずかな期間で、その時期を逃すと見ることが出来ません。 美人短命なんでしょうね。
3年前の6月、そろそろ水芭蕉の咲く季節だと思い、リュックサックとトレッキングシューズを手に入れ、尾瀬に行くことにしました。
形から入る私は、リュックを買うだけで、何度もスポーツショップに足を運びました。
大きさやフィット感、色や形・・・。
基本的に買い物は面倒くさくて嫌いなんですが、こんな時は別です。
お店の人とも何度か話すうちに、尾瀬歩きの情報も入手できました。
初心者でも大丈夫とか、車は途中までしかは入れないとか、熊が出るの出ないのとか・・クマ?
尾瀬と言っても、尾瀬ヶ原や尾瀬が沼、至仏山、燧ヶ岳等々いろいろなルートがありますが、
今回は鳩待峠から尾瀬ヶ原を通り抜けるルートで決め、尾瀬に向けて出発しました。