2006年06月25日
2006年06月24日
お宿
宿について温泉に入り、一日の疲れを洗い流します。
今回宿泊した宿は、天然温泉 掛け流しの「うめや旅館」。
宿泊客は、私たち1組だけでしたが、宿の方からはとても親切にして頂きました。
食事だけのお客さんもいて、この辺りの山歩きを色々教えて貰いました。
これがきっかけで、次の日は武尊(ほたか)まで足を伸ばすことになったんですが、その話は別の機会に。
温泉にゆっくりつかった後は、風呂上りのビールを飲みましたが、めちゃめちゃ美味しかった
夕飯には取れたての山の幸の天ぷらをつまみに、さっぱりとした尾瀬の地酒が体を溶かします。

地酒に山菜、尾瀬の自慢のひとつですね
ゴロッと布団に転がったのは夜7時頃でしたが、そのまま朝まで熟睡。
早い時間から寝ていたおかげで、次の日は明け方に目を覚ましたんですが、なんだか生まれ変わったような爽快な目覚めで、朝もやの中、尾瀬岩鞍スキー場へ向かう道を散歩しました。
清々しい気持ちで昨日のことを振り返りながら、九州にも良い山がたくさんあるのに行ったこと無かったな~と故郷の山を想い浮かべていました。
この尾瀬が、私が山歩きを始めたきっかけになりました。
今回宿泊した宿は、天然温泉 掛け流しの「うめや旅館」。
宿泊客は、私たち1組だけでしたが、宿の方からはとても親切にして頂きました。
食事だけのお客さんもいて、この辺りの山歩きを色々教えて貰いました。
これがきっかけで、次の日は武尊(ほたか)まで足を伸ばすことになったんですが、その話は別の機会に。
温泉にゆっくりつかった後は、風呂上りのビールを飲みましたが、めちゃめちゃ美味しかった

夕飯には取れたての山の幸の天ぷらをつまみに、さっぱりとした尾瀬の地酒が体を溶かします。

地酒に山菜、尾瀬の自慢のひとつですね

ゴロッと布団に転がったのは夜7時頃でしたが、そのまま朝まで熟睡。
早い時間から寝ていたおかげで、次の日は明け方に目を覚ましたんですが、なんだか生まれ変わったような爽快な目覚めで、朝もやの中、尾瀬岩鞍スキー場へ向かう道を散歩しました。
清々しい気持ちで昨日のことを振り返りながら、九州にも良い山がたくさんあるのに行ったこと無かったな~と故郷の山を想い浮かべていました。
この尾瀬が、私が山歩きを始めたきっかけになりました。
2006年06月23日
鳩待峠へ
竜宮小屋からは、尾瀬ヶ原三叉を経由し山の鼻へと帰っていきます。
来たときとは逆に、木道の向こうには至仏山がどっしりと見えます。

山の鼻まで来たときには、さすがにここまで帰ってきたかとホッとしました。
山の鼻から鳩待峠までは登り道になります。
ツアーで来ている年配の団体さんを追い越してどんどん登っていきました。
鳩待峠までたどり着いた時は、午後3時を過ぎていて、歩き始めて約9時間が経過していました。
帰りのバスは、最終が4時20分だったので、乗り遅れてはいけないと思い、早めにバスに乗車。
ちなみにバス代は、片道ひとり900円。
ちょっと高い気もしますが、尾瀬の自然を守るためなら安いものです。
疲れよりも、歩ききった充実感でいっぱいです。
ただただ1日中歩いただけでしたが、「テクテク・テクテク・・・」、それがとても心地よいものでした。
一生忘れられないと思うほど大きな自然に感動した一日でした.
来たときとは逆に、木道の向こうには至仏山がどっしりと見えます。
山の鼻まで来たときには、さすがにここまで帰ってきたかとホッとしました。
山の鼻から鳩待峠までは登り道になります。
ツアーで来ている年配の団体さんを追い越してどんどん登っていきました。
鳩待峠までたどり着いた時は、午後3時を過ぎていて、歩き始めて約9時間が経過していました。
帰りのバスは、最終が4時20分だったので、乗り遅れてはいけないと思い、早めにバスに乗車。
ちなみにバス代は、片道ひとり900円。
ちょっと高い気もしますが、尾瀬の自然を守るためなら安いものです。
疲れよりも、歩ききった充実感でいっぱいです。
ただただ1日中歩いただけでしたが、「テクテク・テクテク・・・」、それがとても心地よいものでした。
一生忘れられないと思うほど大きな自然に感動した一日でした.
2006年06月22日
夏の尾瀬
竜宮小屋は、散策路の中継地点になっていて、ちょっとしたお土産なんかを売っています。
ここでも、たくさんの人がこの周辺で休憩を取っていました。
時間の経過と共に、団体さんが来たりして人が増えている様でした。
早めに出てよかった
近くを元気に歩いていたおじさんが、「この辺は夏にると一面に黄色いニッコウキスゲが咲くんだべ~」と気さくに教えてくれました。
竜宮小屋に掛かった写真を見たら、尾瀬ヶ原一面が黄色の花で覆われていて、すごく綺麗でした。

チャンスがあればこの季節にも来て見たいな~。
そのおじさんは常連らしく「燧ケ岳に上って降りてきたところだべ~」とちょっと自慢げに話していたのが印象的でした。
ここでも、たくさんの人がこの周辺で休憩を取っていました。
時間の経過と共に、団体さんが来たりして人が増えている様でした。
早めに出てよかった

近くを元気に歩いていたおじさんが、「この辺は夏にると一面に黄色いニッコウキスゲが咲くんだべ~」と気さくに教えてくれました。
竜宮小屋に掛かった写真を見たら、尾瀬ヶ原一面が黄色の花で覆われていて、すごく綺麗でした。
チャンスがあればこの季節にも来て見たいな~。
そのおじさんは常連らしく「燧ケ岳に上って降りてきたところだべ~」とちょっと自慢げに話していたのが印象的でした。
2006年06月21日
竜宮
竜宮までやって来ました。
竜宮とは、伏流水のことで、淵の下から水が湧き出しているのを見ることができます。
この淵には、入り口と出口があり、水が一度地下にもぐり
50mほど先で再び湧き出して
います。
これを竜宮現象と言うそうです。

ここの下にはいくつもの水脈があり、山水がここへ流れ込んでくる地形になっています。
この様な山水が、尾瀬ヶ原に集まり湿地帯を形成しているのでしょう。
水流は見るからに冷たそうで、名前からもちょっと神秘的な感じがしました。
竜宮とは、伏流水のことで、淵の下から水が湧き出しているのを見ることができます。
この淵には、入り口と出口があり、水が一度地下にもぐり


これを竜宮現象と言うそうです。
ここの下にはいくつもの水脈があり、山水がここへ流れ込んでくる地形になっています。
この様な山水が、尾瀬ヶ原に集まり湿地帯を形成しているのでしょう。
水流は見るからに冷たそうで、名前からもちょっと神秘的な感じがしました。
2006年06月20日
見晴で昼食
私たちはここ見晴が折り返し地点ですが、その前に昼食をとります。
山小屋の横に、登山客用に木のテーブルがあり、そこで昼食をとることにしました。
ここで弁当を食べている人が、たくさんいます。
すぐ側に山水が涌いていて、お昼ごはんにはこの山水を使って、持参のバーナーでお湯を沸かしてラーメンを作りました。
チキンラーメンと
おにぎりだけですが、ペコペコのお腹にはとても美味かった。
食事の後の
コーヒーも、インスタントでしたが水が美味しいと、とっても香りがいい。
休憩を取りながら、周辺の道や歩いて来た景色を吸い込まれるようにボ~~っと眺めていました。
遥か遠くに至仏山が見える綺麗な景色です。

お兄さん達が、山小屋へ食料などを運ぶために、ダンボールをいくつも重ねた背の高い荷物を担いで、山小屋へと歩いて行きました。


車など入って来れないので、こうして人が担いで運ぶのでしょう。
見ているだけでも、かなり重そうで、山小屋で働いている人達の大変さを垣間見た気がしました。
一息入れたところで、ここからは竜宮へ向かって木道を再び歩き出します。
山小屋の横に、登山客用に木のテーブルがあり、そこで昼食をとることにしました。
ここで弁当を食べている人が、たくさんいます。
すぐ側に山水が涌いていて、お昼ごはんにはこの山水を使って、持参のバーナーでお湯を沸かしてラーメンを作りました。


食事の後の

休憩を取りながら、周辺の道や歩いて来た景色を吸い込まれるようにボ~~っと眺めていました。
遥か遠くに至仏山が見える綺麗な景色です。
お兄さん達が、山小屋へ食料などを運ぶために、ダンボールをいくつも重ねた背の高い荷物を担いで、山小屋へと歩いて行きました。



車など入って来れないので、こうして人が担いで運ぶのでしょう。
見ているだけでも、かなり重そうで、山小屋で働いている人達の大変さを垣間見た気がしました。
一息入れたところで、ここからは竜宮へ向かって木道を再び歩き出します。
2006年06月19日
見晴

山小屋と、 燧ケ岳を望みます。
ここには、赴きのある山小屋が5、6件立ち並んでいて、キャンプ場もあり登山客の宿泊施設になっています。
尾瀬ヶ沼に行くときには、一度この山小屋で宿泊したいな~。
温泉もあるそうで、晴れている夜には満天の星

ここは、尾瀬ヶ原の東端にあり、ここから先に続く坂道は、白砂峠を越えて尾瀬ヶ沼に続いている。
尾瀬ヶ沼までは見晴から4時間程掛かるそうです。
2006年06月18日
2006年06月17日
尾瀬ヶ原
尾瀬ヶ原は標高1,400m、東西約6km、南北約2km、その周囲を至仏山、景鶴山、燧ケ岳、アヤメ平などの2,000m級の山々に囲まれた盆地になっている大きな湿原です。
ルートは、山の鼻-尾瀬ヶ原三又-ヨッピ吊橋-東電小屋-見晴-竜宮-山の鼻を歩きました。
尾瀬ヶ原の入り口からは、木道が続いています。 尾瀬の写真などで見かけるやつです。
この日は天気もよく、周りの山々もよく見えます。
「夏が来~れば思い出す~ 遥かな尾瀬 遠い空~ 」
まったくそんな感じです。
木道をテクテク歩くと、遠くからはカッコーの鳴き声が聞こえてきます。
まっすぐ伸びた木道、遥か向こうに燧ケ岳が見えます。
広がった湿原の左右には白樺の林が続き、湿原には今が盛りと水芭蕉が咲き誇っていました。
何度も深呼吸をしました。 信じ難いことに、歩く疲れは殆どありません。
なんだか、良い分泌液が脳から出ている感じがしました。
木道には、いくつかのルートがあり、分岐には道しるべがあります。

尾瀬ヶ原三叉、ヨッピ吊橋を経由し東電小屋へ向かいました。
ヨッピ吊橋は、小川に掛かる小ぶりな吊橋です。
小川の周辺には、水芭蕉が群生していました。
水の中から、顔を出す水芭蕉はみずみずしく一本一本に息遣いを感じます。
東電小屋は、東京電力の小屋でここへ訪れる人達の中継地点になっています。
尾瀬ヶ原の木道の整備は東京電力がやっているそうです。へ~。
東電小屋の周辺では、多くの人が休憩していました。
一休みし、売店で熊よけの鈴を記念に買い、再び歩き始めます。
ここから見晴らしまでは、山間の小さな山道に入ります。
そちらの道は、すれ違う人も殆ど無いほどで、少し緊張しながら歩いていくと、道の脇に大きな獣の足跡が。
熊の足跡かもしれない・・ドクドクドク。
さっき買ったばかりの熊よけの鈴をリュックに付け、チリンチリンと鳴らしながら足早に通り抜けて行きました。
ルートは、山の鼻-尾瀬ヶ原三又-ヨッピ吊橋-東電小屋-見晴-竜宮-山の鼻を歩きました。
尾瀬ヶ原の入り口からは、木道が続いています。 尾瀬の写真などで見かけるやつです。
この日は天気もよく、周りの山々もよく見えます。
「夏が来~れば思い出す~ 遥かな尾瀬 遠い空~ 」

木道をテクテク歩くと、遠くからはカッコーの鳴き声が聞こえてきます。
まっすぐ伸びた木道、遥か向こうに燧ケ岳が見えます。
広がった湿原の左右には白樺の林が続き、湿原には今が盛りと水芭蕉が咲き誇っていました。
何度も深呼吸をしました。 信じ難いことに、歩く疲れは殆どありません。
なんだか、良い分泌液が脳から出ている感じがしました。
木道には、いくつかのルートがあり、分岐には道しるべがあります。
尾瀬ヶ原三叉、ヨッピ吊橋を経由し東電小屋へ向かいました。
ヨッピ吊橋は、小川に掛かる小ぶりな吊橋です。
小川の周辺には、水芭蕉が群生していました。
水の中から、顔を出す水芭蕉はみずみずしく一本一本に息遣いを感じます。
東電小屋は、東京電力の小屋でここへ訪れる人達の中継地点になっています。
尾瀬ヶ原の木道の整備は東京電力がやっているそうです。へ~。
東電小屋の周辺では、多くの人が休憩していました。
一休みし、売店で熊よけの鈴を記念に買い、再び歩き始めます。
ここから見晴らしまでは、山間の小さな山道に入ります。
そちらの道は、すれ違う人も殆ど無いほどで、少し緊張しながら歩いていくと、道の脇に大きな獣の足跡が。

さっき買ったばかりの熊よけの鈴をリュックに付け、チリンチリンと鳴らしながら足早に通り抜けて行きました。
2006年06月17日
鳩待峠~山の鼻
午後10時出発。 首都高速から関越自動車道を走り、沼田ICを降りて国道120号線を日光・尾瀬方面を目指します。
午前2時、目的地の尾瀬戸倉に到着。
出発まで車で仮眠をとり、午前6時荷物を整え出発です。
戸倉の駐車場から鳩待峠までは、一般者乗り入れ禁止になっているのでバスで移動します。
夜が明けきらぬ中、30分程で尾瀬の入り口鳩待峠へ到着。
ここから山の鼻を経由し尾瀬ヶ原へと向かいます。
「日光国立公園 尾瀬」の看板が、歓迎してくれているように思えました。
夜が明け始める頃、装備をチェックし、山道へと入って行きます。
鳩待峠から山の鼻までの道は、山の斜面を降りていきますが、石を積んだり、木材で補強して危険の少ないように整備され、初心者でも安心して歩けます。
進むにつれ、静寂の中を鳥の鳴き声が遠くから聞こえてきます。
坂道をどんどん下り、川の流れる音が聞こえてくる様になった頃、道の脇の湿地に、野菜かと勘違いするくらい大きな白い花が・・・「お~~水芭蕉や~」。
小ぶりで柔らかな感じを想像していたのですが、結構大きいんですね。
正直、写真でみた印象とは少し異っていましたが、生の水芭蕉を見れたことは感動でした。
後で知ったのですが、あれは花ではなく、白い葉だそうです。
どうりで、野菜みたいだと感じたわけです。

川原にたどり着きました。 とっても綺麗な水で岩魚が泳いでいるのが見えます。
こんな透明な川を見たのは、初めてです。 きっと雪解け水が流れているのでしょう。
尾瀬の自然の豊かさに感動しながら、1時間掛けて山の鼻に到着しました。
ここは、山小屋やビジターセンターがあり、登山客や散策に来た人たちが休憩をしたり、キャンプを張っている人がいたり、それぞれの中継地点になっています。
これから尾瀬ヶ原へ向かう人、至仏山へ向かう人、皆「おはようございまーす」と声を掛けてくれます。
とても爽やかな気持ちになりました。
持参した朝ごはんのおにぎりを食べて、これから尾瀬ヶ原に入っていきます。
午前2時、目的地の尾瀬戸倉に到着。
出発まで車で仮眠をとり、午前6時荷物を整え出発です。
戸倉の駐車場から鳩待峠までは、一般者乗り入れ禁止になっているのでバスで移動します。
夜が明けきらぬ中、30分程で尾瀬の入り口鳩待峠へ到着。
ここから山の鼻を経由し尾瀬ヶ原へと向かいます。
「日光国立公園 尾瀬」の看板が、歓迎してくれているように思えました。
夜が明け始める頃、装備をチェックし、山道へと入って行きます。
鳩待峠から山の鼻までの道は、山の斜面を降りていきますが、石を積んだり、木材で補強して危険の少ないように整備され、初心者でも安心して歩けます。
進むにつれ、静寂の中を鳥の鳴き声が遠くから聞こえてきます。
坂道をどんどん下り、川の流れる音が聞こえてくる様になった頃、道の脇の湿地に、野菜かと勘違いするくらい大きな白い花が・・・「お~~水芭蕉や~」。
小ぶりで柔らかな感じを想像していたのですが、結構大きいんですね。
正直、写真でみた印象とは少し異っていましたが、生の水芭蕉を見れたことは感動でした。
後で知ったのですが、あれは花ではなく、白い葉だそうです。
どうりで、野菜みたいだと感じたわけです。

川原にたどり着きました。 とっても綺麗な水で岩魚が泳いでいるのが見えます。
こんな透明な川を見たのは、初めてです。 きっと雪解け水が流れているのでしょう。
尾瀬の自然の豊かさに感動しながら、1時間掛けて山の鼻に到着しました。
ここは、山小屋やビジターセンターがあり、登山客や散策に来た人たちが休憩をしたり、キャンプを張っている人がいたり、それぞれの中継地点になっています。
これから尾瀬ヶ原へ向かう人、至仏山へ向かう人、皆「おはようございまーす」と声を掛けてくれます。
とても爽やかな気持ちになりました。
持参した朝ごはんのおにぎりを食べて、これから尾瀬ヶ原に入っていきます。