尾瀬ヶ原
尾瀬ヶ原は標高1,400m、東西約6km、南北約2km、その周囲を至仏山、景鶴山、燧ケ岳、アヤメ平などの2,000m級の山々に囲まれた盆地になっている大きな湿原です。
ルートは、山の鼻-尾瀬ヶ原三又-ヨッピ吊橋-東電小屋-見晴-竜宮-山の鼻を歩きました。
尾瀬ヶ原の入り口からは、木道が続いています。 尾瀬の写真などで見かけるやつです。
この日は天気もよく、周りの山々もよく見えます。
「夏が来~れば思い出す~ 遥かな尾瀬 遠い空~ 」 まったくそんな感じです。
木道をテクテク歩くと、遠くからはカッコーの鳴き声が聞こえてきます。
まっすぐ伸びた木道、遥か向こうに燧ケ岳が見えます。
広がった湿原の左右には白樺の林が続き、湿原には今が盛りと水芭蕉が咲き誇っていました。
何度も深呼吸をしました。 信じ難いことに、歩く疲れは殆どありません。
なんだか、良い分泌液が脳から出ている感じがしました。
木道には、いくつかのルートがあり、分岐には
道しるべがあります。
尾瀬ヶ原三叉、ヨッピ吊橋を経由し東電小屋へ向かいました。
ヨッピ吊橋は、小川に掛かる小ぶりな吊橋です。
小川の周辺には、水芭蕉が群生していました。
水の中から、顔を出す水芭蕉はみずみずしく一本一本に息遣いを感じます。
東電小屋は、東京電力の小屋でここへ訪れる人達の中継地点になっています。
尾瀬ヶ原の木道の整備は東京電力がやっているそうです。へ~。
東電小屋の周辺では、多くの人が休憩していました。
一休みし、売店で熊よけの鈴を記念に買い、再び歩き始めます。
ここから見晴らしまでは、山間の小さな山道に入ります。
そちらの道は、すれ違う人も殆ど無いほどで、少し緊張しながら歩いていくと、道の脇に大きな獣の足跡が。
熊の足跡かもしれない・・ドクドクドク。
さっき買ったばかりの熊よけの鈴をリュックに付け、チリンチリンと鳴らしながら足早に通り抜けて行きました。
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